胡粉ネイルは爪に優しいと話題！除光液を使わないその落とし方とは？

胡粉ネイルの落とし方の前に、マニキュアの成分を紹介します。
マニキュアは合成樹脂を着色して有機溶剤に溶いたもので、工業用ラッカー塗料とほぼ同じです。

胡粉ネイルの落とし方では使用しない除光液の主成分も有機溶剤であり、中でもアセトンが多く用いられています。

爪の健康を考えると、有害な物質を使用していない製品を選ぶことが重要になってきます。
胡粉ネイルを開発した上羽絵惣の取締役、石田結実さん自身も爪が弱く、ネイルは控え気味だったそうです。

ネイルアートがブームになっている中で、マニキュアを使いたくても体質的に受け付けないなどの理由でおしゃれを楽しめない人のために、胡粉ネイルは生まれました。

胡粉ネイルの原料である「胡粉」は、日本画で使われる白い絵具で、ホタテ貝殻などの天然素材の粉末から作られた顔料であり、口に入れても大丈夫だそうです。

胡粉ネイルを開発した上羽絵惣は京都にある老舗の日本画用絵具専門店です。
爪は小さなキャンバスという発想から顔料を使った胡粉ネイルが作られました。

胡粉ネイルの特徴は、
・刺激臭がない
・落とし方は除光液不要で、
消毒用アルコールで簡単に落とせる
・通気性や速乾性に優れている
・胡粉に含まれる真珠層が爪を輝かせる
などがあげられ、妊婦さんも安心して使えるネイルです。

日本の伝統色の魅力的な胡粉ネイルのネーミングは、色にふさわしい雅やかさも人気の1つです。
臙脂（えんじ）や金雲母撫子（きららなでしこ）、紅梅白（こうばいびゃく）、藤紫白（ふじむらびゃく）など、色名がステキです。

胡粉ネイルの落とし方は、普通のマニキュアの落とし方と同じです。
除光液を消毒用アルコールや胡粉ネイル専用のリムーバーに変えただけの落とし方です。

専用除去液オーガニックタイプ

胡粉ネイルの落とし方で使用するならば、専用の除去液は爪を綺麗に保つために開発され、原料はすべてオーガニックなもので作られているので、おススメです。
ほのかにラベンダーの香りがするのも特徴です。

専用除去液ジェルタイプ

胡粉ネイルの落とし方で使用するならば、専用除去液のジェルタイプのものもおススメです。
ジェル状で液だれしないと人気の商品で、手のひらサイズが携帯に便利です。

胡粉ネイルの落とし方は専用の除去液を使わなくても、市販の消毒用アルコールを使うことができます。
落とし方はコットンにアルコールをたっぷり含ませて行ってください。

胡粉ネイルには消毒用アルコールを使わない落とし方があります。
公式ページにアルコールや除去液で落ちにくい場合のコツとして、お湯につける落とし方が紹介されています。

お湯での落とし方は、指先をお湯につけてネイルを柔らかくし、先端などの剥がれやすい部分を少し剥がしてシールを剥がすように引っ張るとぺロリと剥がせるのです。
究極に優しい落とし方といえるのではないでしょうか？

何も付けない落とし方があるならば、それが1番簡単ですね！
ですが、お湯での落とし方も無理に剥がすと爪を傷める場合があるので、ゆっくり優しく行ってください。

濃い目のカラーの方が剥がしやすく、お湯での落とし方を試してみるならば、薄付きのカラーよりも濃い目を選ぶと良いでしょう。

簡単な落とし方ができる胡粉ネイルですが、重ね塗りをすると落としにくくなります。
また、何日も塗ったままにしておくことも落としにくくなる原因となります。

入浴などの際にシャンプーなどの成分によってネイルが剥がれてしまう場合がありますので、
胡粉ネイルを塗るならば、入浴後が良いでしょう。

顔にするメイクが毎日落とさなくては肌に悪いように、ネイルも毎日落とした方が爪の健康に良いと考えられます。
簡単な落とし方ができる胡粉ネイルは、そういった意味でも爪に優しいといえるでしょう。